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仮面ライダーリリカル電王sts第一話「次元を超えて」 その頃、デンライナーでは、 「気配が全く掴めねぇ。」 モモタロス達が悪戦苦闘していた。普通ならケータロスに掛けるが肝心のケータロスが車内にあった為、このようなことになっている。このまま、打つ手はないのかと諦めかけたその時! 「やっとかよ、良太郎の気配見つけたぜ!あの野郎どこほっつき歩いてやがったんだ。話してくるぜ。」 モモタロスは、勢いよく良太郎の気配がした場所へ向かった。 良太郎は、戸惑っていた。いきなり次元世界だの時空管理局だの言われたからである。 困り果てた様子の良太郎へ、なのはは、近寄り、話しかけてきた。「私の名前は、高町なのは。あなたの名前は?」良太郎は答える。「野上良太郎と言います。しかし、ここどこですか?ミッドチルダなんて場所知らないし…。」 その後、なのははミッドチルダや時空管理局について説明し、話が佳境に差し掛かった時、突然、スバルが倒れたのだ。ティアナとなのはが、スバルを医務室に運び、良太郎は、いろいろ考えていた。(皆、どうしてるのかな?)良太郎が、物思いに拭けっていると、 突然、基地内に、アラートが鳴り響いたのだ。 「何があったん!」 部隊長であるはやてがオペレーターに聞くと「B地区に正体不明の魔力反応とガジェットが出現、航空魔導士隊が向かっています。」と言い、はやては、 「スターズとライトニングを向かわせて!スターズ1とライトニング1は正体不明の魔力反応の方を、残りはガジェットを頼むで。」はやては、そう指示すると小さく呟いた。 「ホンマ、何が起きとるんや。」 一方、良太郎はそのB地区に迷い込んでいた。 「ここは、どこだろう。」 そこに、ガジェットが襲いかかる。 「うわっ。どうしよう。」ガジェットに囲まれている良太郎。 その数なんと100機であり、ダメだと思った次の瞬間、桜色の閃光が全て破壊していた。「りょ、良太郎君、何でここに。」 「いや、迷っちゃって。」 その時だった、二人の目の前にモレクイマジンが現れたのである。 「何で、電王が此処にいるんだ!」 良太郎は驚愕した。(何故、イマジンが)そう考えた時、隙を突いて攻撃してきたのだ。 なのはは、防ごうとするも距離が遠すぎて届かない。避けるにしても瓦礫が多すぎた。モウダメだ。そう思った時、医務室で寝ていたハズのスバルが何故か鉄パイプで攻撃を防ぎ、「す、スバルちゃん。身体大丈夫。」 良太郎は問うがスバルは、こう答えたのだ。「何、言ってやがる。お前こそ、大丈夫かよ!あんなヘナチョコな攻撃ぐらい避けるぐらいしやがれ!!」 良太郎は驚いた、さっき、会った時と口調が全然違っていたのだ。「ち、ああもう面倒くせぇなぁ。おい、スバル!説明しやがれ。」「もう、分かったよ。」そう言った後、おもむろにスバルは説明した。 「あの、言っても解らないと思いますけど、今、私の中にイマジンというのが憑いているんです。」 良太郎は、とてつもなく驚いた。 「その、イマジンの名前はえ~っと確か、「えっと、もしかして、モモタロス?」スバルが説明しようとすると良太郎は呟いた。 「そうそう、モモタロスです。」 「えぇ~。」 良太郎は、ミッドチルダに来て、二度目の驚愕をした。 「相手されないしかつ出番がないのは寂しいな。」 「えぇ、ユーノ君やクロノ君の気持ちがわかりました。」 かたや、一方では、なのはとモレクイマジンがいつの間にか仲良くなっていたのであった。 次回予告 仮面ライダーリリカル電王sts第二話 モモ「いよいよ、俺の出番だぜ!大暴れしてやる。」 ハナ「ちょっと、モモタロス!その前に何でスバルに憑いてしまったのかの説明があるでしょ!」 モモ「お、おう!分かってるよ!次回「次元を超えて俺、参上!」ハナ「次回も、見てください」 戻る 目次へ 次へ
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魔法少女リリカルなのは 魔法辞典♯1 魔法少女リリカルなのは 魔法辞典♯2 魔法少女リリカルなのは 魔法辞典♯3 魔法少女リリカルなのは 魔法辞典♯4 魔法少女リリカルなのは 魔法辞典♯5 魔法少女リリカルなのは 魔法辞典♯6 魔法少女リリカルなのは 魔法辞典♯7 魔法少女リリカルなのは 魔法辞典♯8 魔法少女リリカルなのは 魔法辞典♯9 魔法少女リリカルなのは 魔法辞典♯10 魔法少女リリカルなのは 魔法辞典♯11 魔法少女リリカルなのは 魔法辞典♯12 魔法少女リリカルなのは 魔法辞典♯13
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ブチャラティのリリカルな冒険 クロス元:ジョジョの奇妙な冒険第五部 黄金の風 最終更新08/08/02 第一話『運命の車輪~ホイール・オブ・フォーチュン~』 第二話『ブチャラティが来る』 第三話 拍手感想レス TOPページへ このページの先頭へ
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リリカルなのはFeather クロス元:超者ライディーン 最終更新 07/12/29 第0話[天女たちの事情] 第一話「覚醒する天使」 第二話 「天使VS戦乙女」 TOPページへ このページの先頭へ
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平凡な、復讐に燃えるネオ○チス少佐(三階級特進していた)だったはずのこの私、武乱知得 某に訪れた突然の事態! 渡されたのは赤い宝石! 手にしたのは魔法の力! 出会いが導く偶然が、今閃光を放って動き出していく!! 繋がる熱意と始まる黙示録ッ! それは魔法と、世界中の軍人・超人・魔人・企業戦士が一国に集うジュエルシード争奪戦争が平行する日々のスタート!! 魔法戦士リリカル某!!これより状況を開始するッッッ!!! 【OP……構想中につき省略!】 私は煙の塊のような敵をサンドバック代わりにして、装備の変化による調子を見た! 「うむ!コレは使える!!」 我が身に纏った魔法防護服、バリアジャケットに満足する! うむ、まずまずな出来だ。全身の関節駆動の妨げにならない柔軟さと、確かな力強さを感じる! これを昔に着ていれば、COSMOSなど一人で壊滅してくれていよう! 過去の辛い思い出と共に、私は己の拳を握り締める! ギリギリギリィ……。 「フッ……だが今は過ぎ去った過去の事など忘れよう……。 そう、後悔は一人布団に入ってからすればよい! しかし何より重要なのは後悔を超えた"反省"をすることなのだ!ワハハハハハッ!! そうは思わないか?フェレット君!!」 「え、え~と、スゴク正しいと思います。ハイ……」 「フーーッ……グルルルゥ……」 常人が聞けば恐ろしいと思ううめき声を上げる相手……怪物と呼ぶに相応しいだろう……それが再び立ち上がる。 それに向け、マガジンを交換し終えたUMPを、右手だけで構え、一弾装分30発をフルオートで撃ち込む。 第二話『魔法の呪文はリリカルなのだッッ!!』 発砲音を抑えるサイレンサーを取り付けているので、ブスブスという鈍い音がする。 ちなみにサイレンサーは音を小さくするのではなく、「可聴領域音」を抑えて、目立たなくするのだ。 「ほう……」 45ACPを30発与えたが、さっきと違って意に返さず一歩一歩近づいてくる。 怪物の踏み込みで地面がひび割れる。 「こいつは……体重が変化するのか?さっきサンドバックにしてた感触とはエライ違いではないか! フェレット君、こいつはどういう」 そう言った時だった。 怪物は一瞬で飛び上がり、空中で私たちのほうに向け、その赤い眼をむき出しながら突っ込んでくる! フッ……とろいッ!! あの程度の落下速度、私の鍛え上げられたこの肉体を持ってすれば、コンマ数ミリで回避できよう! そう思ったときだった! 『Protection』 突然左手に持っていた杖そう言うと同時に青く輝くドーム状の壁が出来上がり、回避開始地点よりも手前で怪物の体当たり攻撃を防いでしまった。 「ムゥ……」 「あ、これはデバイス…貴方が持っているレイジングハートという名前の杖に備わっている自動防御システムの一つです」 「なあにぃ~それでは、ハッ!いかん」 私は余計な機能と言いそうになったのを止め、肩にとまっているフェレット君とレイジングハートを放り出す! 壁の輝きはいっそう強くなり、そして! パリ~ン♪ ドンッ、ガンッ、ズザササァ…… 「グエエ……!」 吹き飛ばされた私は、太さ1メートル大木を突き破り、巨岩に我が肉体の痕跡を刻みつけて反射し、茂みの中を顔面から滑っり、また大木をへし折り……!300メートルくらい。 う…うむ、これでこのバリアジャケットの防御力は実証された……ような気がする。 しかし過去にも同じような目に会っても無事だったような気がしたが、別にそんなことはなかったぜ!? 「グオオオオオォン!」 怪物が雄叫びを上げ、木々をなぎ倒し、駆けよってくる! 私はすぐさまバリアジャケットのポケットに移し替えていたスタングレネードと手榴弾を取り出す! もはや御近所の迷惑や騒音被害などと考えてる暇は無い! 思えば、道に迷った若者達が集う暴走族を壊滅させ"続け"ていた日々がまた懐かしい!! フッ……特攻服を着るということの意味がなんたるかを身を持って教えてやったものだ。 過去、祖国とそこに暮す家族、国民のために、自ら命をかけた者のみが着る事を許されたのだと……。 湘南地域の若者達の中には、私の薫陶を受けて、中学校教師や警察官になったという手紙が来た。 またある者は政治家を志し、市長選挙立候補者の秘書をしているという。 うむ、正しき指導者を目指す、一ネオ○チとしては赤面してしかたがない! 機会があれば応援しに行ってやろう! しかし許せんのは、某少年漫画雑誌に連載している「身近な恐怖」を扱った漫画に、暴走族に襲い掛かる怪物の話があるということだ! タイヤをパンクさせて横転させるなどといった、危険な止め方はやっておらん! 私がPSG‐1で狙撃したのはエンジンのクランク軸だけだぞ!まったく失礼千万な漫画だ!! 過去回想終了! まずは円筒型のスタングレネードと閃光弾を進路方向に同時に投げる。 強烈な閃光と爆音で、さしもの怪物も三半規管が乱されたか? 転げまわり、巨木に当たって止まる。 そこにすかさず持っているM67手榴弾を、持ち合わせた三個全部放り投げ、私はすぐさま遮蔽物となりそうな大地のくぼみに隠れる!。 三重爆音!! 揺さぶられる木々!吹き飛ぶ枝! そして怪物の安否を確かめることもなく、すぐさま煙幕弾を投げ、さっき吹き飛ばされた位置まで退避する! 過去の経験によれば、ああいう手合いの怪物には手榴弾ぐらいでは倒せないとわかるのだ! 特にライカンスロープとかジャン・ジャックモンドとか獣人とか、だ!! ……他にも死徒やら真祖やらいろいろ通常兵器では倒しにくい奴らがいるが、そこは置いておく。思考の単純化も一つのものの考え方の一つだ! 今はとにかく相手の情報が不明確すぎるので、フェレット君に会わなければ! 自分の作った道をたどり……見えた! レイジングハートをその小さい身体で懸命に引っ張るフェレット君のけなげさに、思わず応援したくなるのを堪える! とりあえず二人(?)を回収し、怪物から距離を離すべく、林を爆走しながらフェレット君の話を聞いた。 「……僕らの魔法は発動体に組み込んだプログラムと呼ばれる方式です。そしてその方式を発動させるために必要なのは術者の精神エネルギーです。 そして、"あれ"は忌まわしい力のもとに生み出されてしまった思念体。 あれを停止させるには、その杖で封印して元の姿にもどさないといけないんです」 「思念体?残留思念による悪霊か何かなのか!?退魔は私の専門外だが……除霊とは違うらしいな!この状況ではどうすれば良い!?」 近所の女子寮に一人退魔士の卵なら居なくは無いが、今ココでケリを着けたほうが良さそうだ。 あんな突進力のあるのを市街に入れては騒音迷惑どころではない!! 「封印そのものはボクのほうで行います。 それよりあれの動きを止めるためには魔法の力が必要です! 質量兵器ではほとんどダメージを与えられないというのは、もうお分かりになっているはずです。 さっき見た防御とか攻撃の基本魔法を使うには、願うだけで発動できますが、より大きな力を必要とする魔法を使うには呪文が必要なんです」 「呪文か!呪文が唱えられればさっきみたいに、どこぞの研究所のバリヤーみたく破られないんだな!?……あと、魔法陣や媒体……生贄とかは要らないんだな!?」 「さっきのは……え~と、さっきのはですね……え~、きっと違うマスターだからズレちゃったんだと思います! たぶんそうに違いないです!!(……たぶん) あと、貴方が持っている、その杖が媒体になるので魔法陣とか他は要りません。 呪文を唱えるには心を澄ませ。心の中に貴方の呪文が浮かぶはずです!」 よろしい! ならば集中だ!! 私は木々の間を跳躍するのを止めて大地に降り、ヤツがやってくる気配を感じながら心を研ぎ澄ます! フッ……私はこんなこともあろうかと"水の心"を習得していたのだ! 絶えず様々な経験、様々な思想文化、そして武術を学んでいたことが生かせる!! これぞネオ○チに求められるべきことなのだァッッ!! 「しゅ、集中して下さい!!」 怪物が太いロープのような触手を突き出してくる。 レイジングハートのコアが輝き、機械的な音声ガイダンスが流れる。 『Protection』 突き刺そうとする触手が、魔力で造り出された壁に防がれるが……。 パリ~ン♪ また良い音色で砕け散る防御魔法! だめだこりゃ! フェレットに変身している少年は思った。 (ああああああああああああああああああああああ!!! やっぱりそうだったのかぁッッ!! ボクが一番恐れていたこと……。この人、魔法の素質が全く無いんだあああああorz くうううゥ……次の攻撃が当たる前に、この命を駆けて強制転移魔法でこの人だけでも……!) そして、攻撃が当たると思ったその時。 フェレットの中の人は信じられない瞬間を目撃する。 大男が意識を澄ませた表情のまま、怪物の攻撃をミリ単位で"前方に進みなが"ら避け…… ズンッ! 左手の拳を怪物の腹部にめり込ませる。 突き入れるために前に出した左足は、大地が蜘蛛の巣状にひび割れて足首まで沈んでいた。 そのときはもう怪物は、くぐもった呻き声とともに10メートル以上吹き飛んでいた。 苦悶を表すように転げまわる怪物の姿を見て驚愕する小動物! 「魔法?いま?ええええええ~~!!?」 足を強く踏み込む事を「震脚」と言い、親指を上にした縦拳で中段に突き込む事を「崩拳」と言うが、少年が中国武術では基本とも言えるその型を知るのは、もうちょっと先の話である。 プロテクションの崩壊、回避、攻撃、その後になっても某は涼しげな顔をしていた。 「半歩崩拳、あまねく天下を打つ。……にはまだ及ばず! 行くぞ、フェレット君!」 「はッハイ!」 「リリカルッ!マジカルッッ!!」 「封印されるべきは忌まわしき器!ジュエル・シード!!」 「ジュエルシードォッ!封印ッ!!」 唱え終わったその時、右手のレイジング・ートが輝き『SealingMode Setup』と言い、魔法プログラム停止のための最適な形態を取る。 杖の形状が変化し、輪形状の基部から桃色の光翼が出現する。 「ぬううううう……!」 「ど、どうしましたッ!?」 「無性に恥ずかしいぞ!何故だあああッッ!!」 「そ、そんなこと言ったって……」 某の訴えを無視してレイジングハートは勝手に続きを行う。 翼から伸びたピンクの帯が怪物にからまり、怪物の額にローマ数字が浮かぶ。 「つ、次行きましょう!」 「むうう……リリカルッ!マジカルッッ!!ジュエル・シードシリアル21!封ッ印ッッ!!!」 レイジングハートからさらなる光撃が加わり、身動きが取れない怪物は最後の咆哮を挙げ、消滅する! 怪物の居た地面に小さく光るものが……。 「これがジュエル・シードです。レイジングハートを向けて」 某が杖をその物体に向けると、その物のほうから引き寄せられ、レイジングハートのコアたる赤玉に収納される。 完了した、というメッセージをレイジングハートが出した後、光が某を包み込み、衣類を元に戻した。 左手の掌にレイジングハートだった赤い珠が静かに乗る。 「終わりか……」 「はい。貴方の御蔭で……ありがとう……」 「おい!フェレット君、しっかりしたまえ!!」 気を失ったフェレットを抱き上げ、某は天上を見上げる。 ふむ……。あんな小さな結晶があの怪物のコアになっていたか……エリア51のマッドサイエンティストどもに知れたら……。 いや、もう知られているな!最新の情報収集衛星が、あれほどのエネルギーを感知されていないはずが無い!! 「とりあえず急いで銃と薬莢を回収したらベース(高町宅道場)に戻るとするか」 戻る 目次へ 次へ
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魔法少女リリカルなのはViVid第1話 魔法少女リリカルなのはViVid第2話 魔法少女リリカルなのはViVid第3話 魔法少女リリカルなのはViVid第4話 魔法少女リリカルなのはViVid第5話 魔法少女リリカルなのはViVid第6話 魔法少女リリカルなのはViVid第7話 魔法少女リリカルなのはViVid第8話
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【作品名】トリコ 【ジャンル】少年漫画 【名前】コスモスマンモス 【属性】美味な象 【大きさ】太陽程の大きさ 【攻撃力】大きさ相応の象並 体長並の長さの牙が生えている 【防御力】大きさ相応の象並 【素早さ】大きさ相応の象並 【特殊能力】宇宙で行動可能。背中に翼が生えているが飛べるかどうかは不明 【長所】こんなのが無数に群れている星雲がある 【短所】1コマしか出番が無い 参戦 vol.7 vol.7 95 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2017/02/23(木) 16 41 53.63 ID evPQIIE/ コスモスマンモス考察 フリーザまでは勝てるがそれ以上は堅かったりで勝てない なので ゼルエル=コスモスマンモス>フリーザ (省略)
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リリカルマンとなったなのはは様々な敵との戦いを繰り広げて行くわけだが、その全てのエピソードを 一つ一つ細かく紹介して行く事は非常に困難であろう。故にその中の幾つかの物語をダイジェストで紹介する事とする。 『侵略者を撃て』 次元忍者バルタン次元人 登場 バルタン次元人なる者達が時空管理局に対してミッドへの移住を希望して来た。彼等の世界は戦争によって 滅んでしまい、たまたま次元旅行に出ていた事で運良く生き残る形となった彼等が安住の地を求めて 放浪の末にミッドに流れ着いたのだった。 困った時はお互い様。管理局も管理局の定める法を守るならば余剰の無人世界を与えるのも構わないと考えていたが、 ここでバルタン次元人はミッドチルダと言う世界が気に入ってしまったのか突如として侵略行動を開始。 管理世界における生物の常識を超えた恐るべき超能力を持ったバルタン次元人の力はなのはすらも 翻弄されてしまう程であったが、リリカルマンに変身する事でどうにか撃退する事が出来た。 『時空管理局出動せよ』 透明怪獣ネロンガ 登場 その昔、さる高名な大魔導師によって妖怪が封じ込められたと言う言い伝えの残る古井戸がミッドの奥地に存在した。 誰もが単なる言い伝えに過ぎないと考えていたのだが、古井戸に封じ込められたと伝わる妖怪は実在した。 そして長き時を経て透明怪獣ネロンガとして蘇った妖怪はエネルギー源となる電気を求めて発電施設を襲う。 ネロンガは透明怪獣なだけに普段は透明であるが、電気を吸収する事によって姿を現す。 その特性を利用し、電撃系魔法を得意とするフェイトがまずネロンガに電気を与え、姿を現してから 一気に攻撃をかけると言う作戦に移る。 作戦は成功したかに見えた。しかしネロンガの耐久力は管理局の計算を超えており決定打にならない。 ここでなのはは、ネロンガの電撃を逆に受けて気を失ってしまったフェイトを救出して後退する様に 見せかけてこっそりとベーターカプセルを点火、リリカルマンに変身した。 リリカルマンの身体はネロンガの電撃を真っ向から受けてもビクともしない。それどころか ネロンガの巨体を楽々と持ち上げ地面に投げ落とし、大きなダメージを受けて動けなくなった所を スペシウム光線によって木っ端微塵にしてしまうのだった。 特に細かく考えずに肩の力を抜いて怪獣との対決をメインに描いたお話。 『魔法の植物』 怪奇植物グリーンモンス 登場 南島の奥地に生息する食虫植物に対し、どっかの研究者が魔力を照射しての品種改良を 行ったもんだから大変。魔力を吸収して育つ怪植物グリーンモンスとなってしまった。 自走をも可能にしにしていたグリーンモンスは魔力を求めクラナガンに襲来。 管理局が攻撃を加えようとするも、管理局の主力である魔力を使用した攻撃方法では グリーンモンスに逆にエネルギーを与えて巨大化を助長してしまうばかり。 さらにグリーンモンスは内部に持つ有毒な神経毒を含んだ物質を噴出し、被害者が増えて行く。 そこでなのはは、グリーンモンスの神経毒を若干受けてしまった為に死んでしまう程では無いにしても 麻酔を打たれた様に眠ってしまったフェイトを救出して後退する様に見せかけてこっそりとベーターカプセルを点火、 リリカルマンに変身した。 グリーンモンスの神経毒噴出攻撃にはリリカルマンも苦しむ。一気に焼き払うべくスペシウム光線を 放とうとするが、そこで信じられない事が起こった。今度はスペシウム光線をも吸収してさらに巨大化してしまったのだ。 そのままリリカルマンのエネルギーをも吸収しようとするグリーンモンスにエネルギーを吸収されピンチに 陥るリリカルマン。しかし、まだ手は残っていた。リリカルマンは残されたエネルギーを振り絞り グリーンモンスを持ち上げて天高く飛び立つ。そして瞬く間にミッドチルダの大気圏を離脱し宇宙へ出た。 リリカルマンのエネルギー源は太陽光。ミッドの外である宇宙空間から直接太陽光を受ける事によって エネルギーを補給しつつ、そのままグリーンモンスを太陽へ落としてしまった。 魔力は愚かリリカルマンのエネルギーをも吸収したグリーンモンスも恒星を吸収しきる事は出来ず 燃え尽きてしまうのだった。 『侵略するウサギ』 ぬいぐるみ怪獣クリス ぬいぐるみ怪獣のろいうさぎ 登場 古代ベルカの戦乱の時代において戦力不足に悩まされていたとある国が、余っていたぬいぐるみを 怪獣に変える事が出来れば戦力となるのでは無いか? と言う安易な考えの下に実際に作ってしまった ぬいぐるみを怪獣にする装置。しかしそれによって作られたぬいぐるみ怪獣はコントロールが効かず その国は皮肉にも自分達の生み出したぬいぐるみ怪獣によって滅んでしまったのだが、そのぬいぐるみを 怪獣に変える装置だけがロストロギアとして現代の管理局に回収され、しかもそれの誤作動によって ヴィヴィオの持っていたクリスとヴィータののろいうさぎがそれぞれにぬいぐるみ怪獣となってしまった。 凶暴凶悪なぬいぐるみ怪獣となってしまったクリスとのろいうさぎは街を破壊する。 なのははリリカルマンに変身して対抗しようとするが、一対ニと言う不利な状況。 それ故に管理局は少しでもリリカルマンの負担を軽くしようと全面的に援護をする 構えを取っていたのだが、ここで意外な強敵が現れてしまうのである。 「やめてー! ウサギさんを苛めないで!」 「リリカルマーン! ウサギさんに乱暴しないでー!」 『ヘア!?』 それはミッドチルダに住む純真無垢な子供達であった。子供達にはクリスとのろいうさぎと戦う リリカルマンと管理局の姿が、汚い大人が罪の無い可愛いウサギさんを苛めている様に映ったのだ。 「やめてー! クリスに乱暴しちゃダメー!」 「やめろよー! あたしのうさぎ! あたしのうさぎがぁぁぁ!」 クリスとのろいうさぎのそれぞれの持ち主であるヴィヴィオとヴィータもまた子供達に混じって リリカルマンと管理局に向かって野次を飛ばす。それがリリカルマンにとっても管理局にとっても 二大ぬいぐるみ怪獣の猛攻以上に痛い物であった。 「ウサギさんを攻撃しちゃだめだよー!」 「それが大人のやる事かよー!」 結局クリスはリリカルマンのスペシウム光線で、のろいうさぎは管理局の総攻撃によって 焼き払われた。しかし、燃え上がり焼け落ちて行く二大ぬいぐるみ怪獣の姿を見ながら 子供達の泣き叫び、リリカルマンと管理局を罵る声が延々響き渡っていた。 なのはは心が痛かった。そして思った。何時からだろう…自分が子供の頃に持っていた 純真な心を失ってしまったのは…と…。 なのはは後でヴィヴィオとクリスに新しいぬいぐるみを買ってあげたが、 二人の表情は中々晴れる事は無かった。非常に気の滅入る戦いであった事は間違いない。 『故郷はミッドチルダ』 棲星怪獣ジャミラ 登場 その昔、時空管理局辺境世界調査隊なる部隊に所属していたジャミラなる陸士が辺境世界調査任務中に 起こった事故によって消息を絶った。管理局はジャミラ陸士は既に死亡したと判断していたのだが、 実はジャミラ陸士は死んではおらず、それから十年以上もの歳月が経過した現在において ジャミラ陸士はミッドチルダに帰って来た。水の無い辺境世界に単身取り残され、その状況で 生き延びて来た事によって異形に進化した姿で…。ジャミラ陸士は自分を見捨てた管理局に 復讐する為に帰って来たのだ。 この事態に対し、管理局が出した命令は非情な物だった。 「ジャミラを管理局陸士としてでは無く異次元から襲来した一怪獣として処理せよ。」 既に異形の怪物となってしまっていても、ジャミラが元々人間…それも時空管理局における先輩だと言う 事実がなのは達を躊躇させる。しかしジャミラのもたらす破壊によってミッドが…クラナガンの街が 破壊されると言う事もまたあってはならない事。 本当の正義とは何か? その様な疑問を持ちながらもミッドに暮らす罪無き人々を守る為に なのはは心を鬼にしてベーターカプセルのスイッチを押した。 リリカルマンはジャミラと戦う。次元人に命を貰って超人的な力を得た人間と劣悪な環境の下で 異形の者へと進化を遂げた人間の戦い。人間…そう…姿は変わっても同じ人間同士の戦いなのだ。 高熱に耐え得る様に進化したジャミラにはリリカルマンのスペシウム光線とて効果は薄い。 だが水の無い世界の環境に適応したジャミラは逆に水に弱い体質となっていた。 リリカルマンの手から水を放射するリリカル水流によってジャミラの身体は濡れ、もがき苦しみ… やがては死に至った。戦いには勝ったがなのはの心は晴れなかった。もっと他に良い方法が あったかもしれないと言うのに、こうするしか無かった自分の無力さを悔やんだ。 ジャミラに与える事が出来た唯一の救い。それはジャミラを故郷であるミッドの土に返す事。 その跡に作られた墓をなのはは見つめ続けていた。 『巨大フェレットを群れへ帰せ』 友好怪獣巨大フェレット 登場 クラナガンの街に突如巨大フェレットが出現した。しかしその巨大フェレットは特に街を破壊する様子を 見せず、むしろ建物等を避けながら何かを探し回る様に歩いて行くだけ。それもそのはず。巨大フェレットは 肉食性ではあるが人間に対しては非常に友好的な怪獣だったのである。恐らくこの個体は群れからはぐれて しまった様で、元の群れを探してクラナガンにまで辿り着いてしまった様だった。 この事態に対し、管理局の対応策は二つに割れた。巨大フェレットを群れに帰してやろうと考えるハト派と 巨大フェレットを怪獣では無く淫獣と言うカテゴリーで扱い、クラナガンの街が被害を受ける前に殺してしまおうと 考えるタカ派とで意見が合わず、膠着状態に陥っていた。 ここでタカ派が独断行動に出てハト派の制止も聞かず巨大フェレットへの攻撃を開始した。 四方八方から攻撃を受けてのた打ち回る巨大フェレット。その姿を見てなのはは心が痛む。 かつてフェレット形態のユーノと暮らしていた事があるなのはだからこそ、巨大フェレットは 何としても群れに帰してあげたかった。だが現在巨大フェレット攻撃を主導しているタカ派が なのはの意見を聞くとは思えない。故になのははベーターカプセルを点火した。 高町なのはとしてでは無くリリカルマンとして巨大フェレットを助ける。これしか無かった。 管理局タカ派勢力の攻撃から巨大フェレットを庇うリリカルマン。その時点で管理局タカ派勢力側 武装隊による一斉攻撃を受けてしまう事になるリリカルマンだが、怯まない。何とかして巨大フェレットを守り 群れへ返そうとリリカルマンも必死だ。 だがその時だった。クラナガンに面した海の沖に現れた巨大フェレット群れ。 彼等は群れからはぐれた巨大フェレットを探しに来たに違いない。タカ派の魔導師達が驚愕して 硬直している隙にリリカルマンは巨大フェレットを抱えて群れの所へ連れて行く。 こうして巨大フェレットは群れの中に戻り、巨大フェレットの群れは何処へ去って行った。 その姿にタカ派は悔しがり、ハト派は安心し手を振って見送って行く。 無論、その中には何食わぬ顔で戻って来たなのはの姿もあった。 『ジョーズを倒せ』 魔法鮫マジカルジョーズ 登場 魔法の力で異常進化した鮫、マジカルジョーズが出現。数十メートル級の巨体となったマジカルジョーズは その凄まじい力で海上を進む船を襲いまくる。当然管理局も害獣駆除に乗り出した。 だが、実はマジカルジョーズの出現する海域には丁度ヴィヴィオ達が学校の遠足で来ており、 しかもそのまま乗っていた船ごとマジカルジョーズに襲われて危機に陥ると言う実に間の悪い事になってしまった。 なのははヴィヴィオ達を救出する事が出来るのか!? マジカルジョーズを倒す事は出来るのか!? リリカルマン初の水中戦! 『デバイスの復讐』 デバイス怪獣デバイスモンス 登場 ミッドチルダのゴミ捨て場に廃棄されていた一つのデバイスが存在した。しかしそのデバイスのAIは 未だ起動状態にあり、自分を捨てた人間達に対して復讐を誓っていた。そして周囲に同じく捨てられていた 機械部品等をかき集め取り込み、巨大なデバイス怪獣となってクラナガンに襲来する。 廃棄されたデバイスの悲しみと、現実のゴミ問題に対する風刺をクロスしたお話。 『地上破壊工作』 地底怪獣テレスドン 登場 現人類がミッドに文明を築く以前からミッドの地底に住んでいた地底人が、地上支配の為に 地底怪獣テレスドンを地上に送り込んだ。しかし実はそれは管理局に対する陽動であり、 本当の目的はなのはを拉致して洗脳し、その状態でリリカルマンに変身させる事で自身の尖兵として 地上を破壊させようと言う物だった。が、なのはへの洗脳は効いても一心同体となっている リリカルマン本人には効かず、逆に暗い地底の環境に適応していた地底人には リリカルマン変身時に発生する強烈な光には耐えられなかった。 その後、地上でテレスドンと対決。壮絶な格闘戦の末にテレスドンを何度も頭から地面に投げ落として倒すのだった。 『命を持った機械』 機械生命ゆりかご 登場 JS事件において宇宙空間で管理局艦隊の集中攻撃を受けて撃沈させられた聖王のゆりかごの残骸が 未知のエネルギー生命体に憑かれ、周囲のスペースデブリ等を取り込み生命を持った機械として強化復活し、 さらに恐るべき力でクラナガンへの攻撃を開始した。 ゆりかごの砲撃とリリカルマンの光線技の応酬。そしてリリカルマンの新必殺技、なのは自身が持つ スターライトブレイカーの力によって周囲の魔力を集束させ放つスターライトスペシウム光線は 今度こそゆりかごを完全に破壊する事は出来るのだろうか!? 『怒りの亡霊』 亡霊騎士ゴーストリッター 登場 古代ベルカ戦乱の時代におけるさる高名な騎士を祭った祠に飾られていた、彼が生前愛用していたデバイスを 泥棒が持ち去った事によってその高名な騎士が亡霊騎士となって蘇って暴れ始めた。 管理局はそれを怪獣の類と認識して攻撃を加えるが、ほぼ霊的存在と言える亡霊騎士には物理攻撃は意味を成さない。 リリカルマンの攻撃さえも亡霊騎士に対してはすり抜けてしまい危機に陥るが、 フェイトが泥棒から古代ベルカの高名な騎士が愛用していたデバイスを取り返し、 祠に返した事によって亡霊騎士は怒りを静めて消滅するのであった。 敵が亡霊と言う事でホラーテイストを持ったエピソード。 『悪魔はふたたび』 青色発泡怪獣アボラス 赤色火焔怪獣バニラ 登場 時空管理局がそれぞれ異なる場所でほぼ同時に発見した二つのカプセル状ロストロギア。 しかしその中には古代人がそれぞれに封印した恐るべき怪獣が眠っていたのだった。 封印から解かれた二大怪獣は大暴れを始める。アボラスは口からあらゆる物を溶かす発泡溶解液を 吐いて街を溶かし、バニラは高熱火炎を吐いてあらゆる物を燃やして行く。やがて二体は相対し対決。 双方は互角であったが、管理局の攻撃によってバニラが怯んだ事によって均衡は崩れ、アボラスの発泡溶解液に よって溶かされてしまった。 アボラス一体になった所でなのははリリカルマンに変身。リリカルマンもまたアボラスの発泡溶解液を 全身に受けて窮地に陥るが、リリカル念力でどうにか泡を吹飛ばし、同箇所を狙ったスペシウム光線 三連射によって何とか撃退に成功するのだった。 『超兵器ジェノサイドアルカンシェル』 再生怪獣95次元獣 登場 時空管理局の開発した新兵器、ジェノサイドアルカンシェル。従来のアルカンシェルを遥かに超えた威力を持った それは世界そのものを丸ごと破壊してしまえる力を持っており、管理局に対し敵対して来る者がいた場合 その敵を世界丸ごと消滅させる為に開発されたのだった。 幾らなんでもそこまでやる事は無いのでは? 余りにも過剰防衛過ぎる装備になのは達は疑問に思うが、 95次元世界と呼ばれる無生物世界おいてジェノサイドアルカンシェルの実験が行われていた。 ジェノサイドアルカンシェルの力によって見る見るうちに消滅して行く95次元世界。 しかし、管理局の調査の結果生物が存在し無い世界と思われた95次元世界には生物が存在した。 それどころかジェノサイドアルカンシェルのエネルギーによって異常進化し、再生怪獣95次元獣となって 報復の為にミッドチルダへ襲来していたのだ。 95次元獣そのものはリリカルマンとの壮絶な死闘の果てに倒された。しかし、ジェノサイドアルカンシェルの 影響によって95次元の生物が恐るべき怪獣と化した事実は管理局の皆に多大な衝撃を与え、 間も無くしてジェノサイドアルカンシェルの凍結が決まった。 余りにも強力すぎる兵器を持つ事は、敵もまた強力な兵器を持って対抗して来る事を助長させる。 それは血を吐きながら続ける悲しきマラソン。 現実の核開発競争に対する風刺を込めたエピソード。 『呪いの古書神ブックスター』 古書神ブックスター 登場 無限書庫司書長ことユーノ=スクライアが無限書庫での仕事中に行方不明になる事態が発生。 事件の現場である無限書庫の調査を行った結果、無限書庫の奥深くに相当な昔から存在していた 「古書神ブックスター」なる本の神様と太古から言い伝えられる存在の仕業であると判明する。 しかもブックスターは数百年に一度、司書として優秀な人間を生贄として喰らうと言うのである。 早く救出しなければユーノが危ない。普段無限書庫にあんまり注目して無い管理局上層部も これには重い腰を上げ、救出部隊を無限書庫に送り込む。 そして広大な無限書庫を舞台にリリカルマンとブックスターの激闘が始まる。 『総てを一つにする者』 統合生命体オール 登場 この世に争いが無くならないのは、それぞれが異なる姿、異なる考え方、異なる価値観を持っているが故に 互いに譲る事が出来ないから。ならばこの世に存在する総ての存在を一つに統合してしまえば良い。 と言う考えの下、この世の総てを取り込み一つに統合しようとする統合生命体オールが異次元から管理世界に襲来した。 オールの猛威の前にはあらゆる物体、あらゆる生物、あらゆる攻撃が取り込まれていく。 あわやリリカルマンさえも取り込まれてしまう程であったが、なのは自身の言葉が意外な結果を導く。 「総てを一つにしてしまったら、貴方はたった一人になっちゃうんだよ。そんな事になったら貴方は平気なの? 話相手も何も無く、たった一人で延々と生きていく事が貴方には出来るの?」 確かに総てを一つにしてしまった時、その者はたった一人になってしまう。それはこの上なく寂しい物だ。 少なくともなのは個人はそんな事は嫌だった。ユーノやフェイト、その他掛け替えの無い大切な人が 皆いなくなって一人ぼっちになってしまうのは、例えなのはとて耐えられる物では無い。故に総てを一つに統合する事を 踏み止まらせようと説得を続けた。その言葉にはオールは思わず躊躇してしまい、その隙を突いてリリカルマンが 内側からオールを爆破するのだった。 『バルタンの逆襲』 次元忍者バルタン次元人Ⅱ 登場 かつてリリカルマンに倒されたバルタン次元人の生き残りが何処かの次元に安住の地を見付け、 そこを新たな自分達の世界として作り上げていた。しかし、あくまでもミッドチルダを諦めない 決意を固めていた彼等は再び立ち上がりミッドチルダ攻撃を始めた。 それはリリカルマンに変身するなのはが、仕事の出張で遠い世界に行ってミッドを留守にしている間に ミッドを攻撃すると言う物だった。 管理局は今日までの研究から完成させた、理論上スペシウム光線と同等の威力を発揮する魔力砲マルス133を 使い対抗するが、バルタンの持つスペルゲン反射鏡によって反射させられ苦境に陥る。 ミッドがバルタン次元人による攻撃を受けた事を知ったなのはだが、今から向かっても間に合わない。 なのはが今いる世界は次元船で連続転送をかけたとしてもかなりの時間のかかる距離にあるのだ。 だが方法が無いわけでも無かった。リリカルマンのリリカルテレポーテーションならば一瞬でミッドへ行く事も可能だ。 しかしそのエネルギーの消耗も激しく、リリカルマンの寿命を縮ませてしまう。しかしミッドに住む多くの人の命には 替えられない。リリカルテレポーテーションによってミッドへ向かったリリカルマンは、バルタン次元人と対決。 バルタン次元人のスペルゲン反射鏡はリリカルマンのスペシウム光線さえ弾き返してしまうが、 リリカルマンにもまだ手は残っていた。スペシウムエネルギーを集束させ丸ノコ状に形成する事によって 切断能力を持たせたリリカルスラッシュこと八つ裂き光輪。この一撃によってバルタンを真っ二つにするのであった。 その後、再びテレポーテーションで元いた世界に戻るのだが、この大きなエネルギーの消耗は なのはにも影響を与え、なのははしばらく気を失っていたという。 『影を継ぐ者』 人造超人リリカルマンイミテーション 登場 リリカルマンの力に魅せられたジェイル=スカリエッティは管理局の目を盗んで独自にリリカルマンの研究を 行っていた。リリカルマンの超人的な力を少しでも再現する事が出来れば、それは戦闘機人や人造魔導師を 遥かに超える新戦力になり得ると考えていたのだ。 長い研究の果て、恒星の光に含まれた「ディファレーター」なる物質が影響している事を発見する。 そしてスカリエッティは、リリカルマンはこのディファレーターによって超人へ進化した種族では無いか? と言う推論を起こす。しかし放射線も少量では有害とはならない様に、ミッドを照らす太陽を初めとした 自然の恒星から放射されるディファレーターの量では何ら意味を成さないと言う事も分かった。 故にスカリエッティは人工的に大量のディファレーターを発生させる装置を開発。自分自身を実験台として 見事人工的にリリカルマンを作り出す事に成功。リリカルマンイミテーションの誕生である。 スカリエッティはリリカルマンの強大な力に酔いしれ、自分自身が管理世界を統べる神になろうとするが、 どうにか本物のリリカルマンによって撃退された。 元の人間に戻ったスカリエッティは再び管理局に逮捕される事になるが、その姿を見てなのはは リリカルマンの力は一歩間違えれば大変な事になる事を悟り、使い方を間違えぬ様に心がけるのだった。 『淫獣殿下』 古代淫獣ショクシューラ 登場 三度の飯より淫獣が好きで、何時も淫獣の絵を描いてばかりいる故に「淫獣殿下」の異名で呼ばれる少年がいた。 一方、管理局では古代淫獣ショクシューラの捕獲に成功し、その輸送作戦を行っていたのだが、 輸送中にショクシューラを眠らせていた麻酔が解けて逃げられてしまう。逃走したショクシューラは淫獣で あるが故に触手を伸ばして彼方此方で女の子を襲いまくる。 なのははリリカルマンとなって対抗するが、ショクシューラの触手攻撃に苦戦し取り逃がしてしまう。 しかもそのドサクサの中でベーターカプセルを何処かに落とし無くしてしまっていたのである。 その後、リリカルマンとショクシューラの戦闘跡地にやって来た淫獣殿下はそこでベーターカプセルを拾う。 何故かそれがリリカルマンにとって大切な物に違いないと悟った淫獣殿下は、管理局ならこれをリリカルマンに 渡してくれるのかもと考え、管理局へ向かって走り始めた。 その頃、管理局はショクシューラへの攻撃を仕掛けており、魔力砲マルス133による攻撃で ショクシューラの触手を幾つか焼き払い弱体化させる事に成功。 なのはもまたベーターカプセルを無くした事にめげず、一人の人間として出来る限りの事をやろうと レイジングハート一本でショクシューラの触手を回避してディバインバスターやシューターを当てて行くと言う まさに不屈のエース・オブ・エースの面目躍如と言う活躍をしていたのだが、その時に戦場の真っ只中を 一人駆ける淫獣殿下を発見し、急遽救出保護していた。 何故戦場に入って来たのかと問い詰めようとしたなのはであったが、淫獣殿下の手にはベーターカプセルが握られていた。 そして淫獣殿下はなのはにベーターカプセルを渡し、これをリリカルマンに渡して欲しいと頼まれる。 なのはは淫獣殿下にベーターカプセルをリリカルマンに渡す事を約束して、安全な場所へ連れて行くと共に 再び戦線に戻る様に見せかけてベーターカプセルを点火、リリカルマンに変身していた。 リリカルマンは先の管理局の攻撃によって若干弱体化していたショクシューラの触手をさらに引き千切り、 最後はスペシウム光線によって焼き払うのだった。 頻繁に怪獣やら侵略者が現れ、管理局もそれの対応を専門としたチームを作る程の事になっているのにも 関わらず「この世に怪獣や次元人なんているわけないでしょー?」とか言うセリフが飛び出すカオス回 『小さな英雄』 怪獣酋長ジェロニモン 登場 その日フェイトが落ち込んでおり、なのはが訪ねてみた所「何時も怪獣はリリカルマンが倒しているから 自分達の立場なんて無いのでは?」と考えて悩んでいたのだった。なのははそんな事は無いと諭すが やはりフェイトの気は晴れる事は無かった。 その後、突然管理局入口前の受付に、既に昔死亡しているはずのアリシア=テスタロッサが現れて大騒ぎになる。 そのアリシアが言うには、怪獣酋長ジェロニモンと言う死者を蘇らせる力を持った怪獣がおり、今まで倒された 怪獣を一気に蘇らせて一斉蜂起を企んでいると言う。その企みを知ったアリシアはジェロニモンが怪獣を 蘇らせるドサクサに紛れて一緒に蘇り、管理局にこの事を伝えに来たと言うのである。 もしもこれが本当の事ならば大変な事である。管理世界において死者を蘇らせると言うのは 如何なる手段を持ってしても不可能である事は勿論の事、仮に実現出来たとしても様々な問題が発生すると 考えられている。そうで無くても一度に沢山の怪獣に暴れられてしまえば対処は非常に困難である。 しかし現にアリシアは蘇ってしまっている。故にアリシアの言う通りにジェロニモンと再生怪獣軍団の 集結地点へ向かうと、そこには確かにジェロニモンと推測される怪獣を中心として、既に蘇っていた 怪獣達が集まっていた。 管理局の先制攻撃によって何とか数体の再生怪獣を倒す事が出来た。だが、その中でフェイト一人だけが 戦わない。やはり先の悩み…自分達は本当に必要なのか? と言う疑問が彼女の中にまだ残っていたのか、 怪獣を前にしてもまるで戦おうとせず、消極的にリリカルマンの登場を待ち、ひたすらにリリカルマンの助けを 呼ぶばかり。そのせいでフェイトを助ける為にアリシアが犠牲になってしまった。既に一度死んでいた身とは言え やはり人の死は忍びない。意を決したなのははフェイトに言う。人が人として全力を尽くし最大限の努力を してなおダメだった時に初めてリリカルマンは救いの手を差し伸べてくれるのだと。現になのはは自分が 出来る力を出し切ってなおダメだった時にしかリリカルマンに変身しなかった…と思う。 なのはの言葉で目を覚ましたフェイトは立ち上がり、アリシアの命を奪った怪獣をバルディッシュで両断し仇を討った。 だがジェロニモンは伊達に怪獣達を統べているわけでは無く強敵であり、管理局の攻撃にも物ともしない。 なのははリリカルマンに変身するが、ジェロニモンの羽を飛ばす攻撃に苦しむ。空を飛び回り羽をかわしつつ スペシウム光線を連射して羽を撃ち落して行ったが、リリカルマンのエネルギーはもはや限界に近かった。 故にジェロニモンを取り押さえる事は出来ても倒すには至らない。しかし、そこにフェイトの渾身の魔法が ジェロニモンに命中、どうにかジェロニモンを倒す事が出来た。 やはり人が人として努力する事も大切なのだと改めて学んだフェイト。だが、これによって払った犠牲も大きい。 ジェロニモンによって一度蘇った身とは言え、再び亡くなったアリシアを小さな英雄として皆は弔った。 リリカルマン・最後の戦いに続く
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キン肉マン強さ議論 16 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1269333738/ SS キン肉マン アタル フェニックス 悪魔将軍 S オメガマン ウォーズマン マンモスマン ゼブラ A ロビンマスク マリポーサ サタンクロス バッファローマン アシュラマン ネプチューンマン B ネプチューンキング ラーメンマン テリーマン プリズマン バイクマン パルテノン 100トン カメハメ C ブロッケンJr. ザ・忍者 ジェロニモ モーターマン Mr.VTR ザ・マンリキ サンシャイン ケンダマン D スクリューキッド ビッグボディ スプリングマン プラネットマン ホークマン ミキサー大帝 スニゲーター E ソルジャー ジャンクマン ブラックホール ペンタゴン Mr.カーメン ザ・魔雲天 アトランティス カレクック F ステカセキング キングコブラ ベンキーマン ペンチマン ゴーレムマン タイルマン ブロッケンマン ウルフマン G ウォッチマン ティーパックマン レオパルドン キューブマン ミート H チエノワマン カニベース オイルマン キン骨マン I イワオ ナチグロン
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妄想戦士リリカル・ヤマモト 第一話「嗚呼! 魔法少女は今何処!?」 どこにでもある普通の高校にその“最高に普通じゃない男”はいた。 人は彼をこう呼ぶ萌えの申し子、妄想戦士と。 「魔法少女に会いてええええええええ!!!!!!」 ある少年が学校の屋上で空に向かって喉が張り裂けんばかりに叫ぶ。 その様子をメガネを掛けた同級生の少年が呆れた様子で眺めていた、彼にとってはの光景は日常的なものだったので特に狼狽することなど無かったのだ。 「またいつもの発作か? 山本」 「松下ああああ!! てめえは魔法少女に会いたくねえのか!?」 先ほど叫んでいた少年の名は山本一番星。萌えの探求者にして妄想戦士ヤマモトと呼ばれる男。 そして彼に呆れているこのメガネを掛けた少年は山本の下僕…いや違った同級生にしてなんというか微妙な男、山下悟郎である。 「おい! 誰が下僕だ! っていうか微妙って言うな!!」 「おい松下、何言ってんだ? おめえは微妙だろうが! そんな事より魔法少女に会う方が大事だ!!」 「…やっぱ微妙なのか……それより魔法少女なんて現実にはいないだろうが」 「ぎゃ~はっはっはっは~!! 甘いぞ松下、俺がなんの準備も無しに話を切り出すと思っていたのか!?」 その松下の言葉に山本は不敵な笑みを見せながら高らかに笑う、そして眼下の校庭を指差す。 「アレを見ろ!」 「なっ! あれは一体?」 山本の指差した校庭には奇怪な模様、いわゆる魔法陣と呼ばれるものが描かれていた。 「これからあれを使って魔法少女に会う!!」 「はあ!? そんな事できる訳ねえだろ!?」 山本の唐突な電波的発言に松下は思わず突っ込む、だが松下の突っ込みに山本は鉄拳で答えた。 「こんの馬鹿野郎おおおおおお!!!!」 「あべしいいい!!」 山本の鉄拳に松下は吹き飛び屋上のフェンスにぶつかって鼻血を激しく撒き散らす。 その松下に山本が凄まじい怒気を込めた眼光と叱責を飛ばす。 「出来る、出来ないの問題じゃねえ!! やるか、やらねえかの問題なんだよこのメガネ坊やがああああ!!!」 山本はそう叫ぶと松下の頭を掴んで無理矢理に校庭に引きずって行った。 「ではこれより魔法少女と会う為の儀式を行う」 そう言う山本と共に校庭の魔法陣の中心に立つのは先の山本と松下。 そしてメガネを掛け妙な法衣らしき服(背中に“田村ひより”と書かれている byらき☆すた)を着た男と長髪に学ランのポケットにフィギュアを入れた男がいた。 メガネと法衣の男は南雲鏡二。めがねっ娘教団の教祖にしてこの世の全てのめがねっ娘を愛する戦士(変態)である。 学ランのポケットにフィギュアを入れている(服の下にも大量に仕込んでいる)のは男は渡辺流星。フィギュアをこよなく愛し人間に興味の無い(つまり完全に狂っている)孤高のロマンチストである。 「ええ山本殿、私も早くめがね魔法少女に会いたくてしかたがありませんよ」 「俺は早くフィギュア魔法少女に会いてえぜ」 「…もう、どうにでもしてくれ」 さっそく南雲と渡辺の狂った発言が飛び交い松下はこの狂人の宴からはもう逃げられないと諦めていた。 「よ~しお前ら、では儀式を始めるぞ、俺の言う呪文に続けろ。リリカルマジカルメカリルウィッシュ!」 「「「リリカルマジカルメカリルウィッシュ」」」 4人が言葉を放つと共に凄まじい閃光が周囲に満ち、次の瞬間には4人の姿が消えていた。 砂だらけの世界で二つの影が交錯する。一方は鎌のような得物を持った金髪の少女、もう一方は剣を振るう桜色の髪の女性。 少女の名はフェイト・テスタロッサ、女性の名はシグナム。後に闇の書事件と呼ばれる事件の渦中においてぶつかり合う二人の戦士の姿であった、だがそこに場違いな声が響く。 「おい見ろよ、あれが魔法少女か!?」 「マジかよ……本当にいるのか…」 「しかし、めがねっ娘ではありませんぞ山本殿」 「っていうか人間には興味無ええええ!!!」 それは先の魔法陣でこの世界にやってきた山本達であった。 「あれは一体?」 「民間人の人?」 戦闘中そはいえフェイトとシグナムの動きが止まる、突然民間人らしき人間が現われたのだから無理も無い事だった。 そして驚愕する二人の下に学ランの男、山本が悠々と近づいてきた。 「あ、あの…ここは危ないですから民間人の方は早く別の空間に転移を…」 「そこのお嬢ちゃん……君が魔法少女かい?」 「へっ?」 フェイトの言葉を切って山本が口を開く、戦いを邪魔されたシグナムは怒りを感じて山本の肩を掴み割って入った。 「おい貴様! 今私はこの者と戦って…」 だがシグナムがセリフを言い終わる事は無かった。 「じゃかああしゃああボケ!!! 今は女戦士には用は無いんじゃああああ!!!! ヤマモトドリルパアアアアンチ!!!!!!」 「ぐわあああっ!」 山本が高回転するコークスクリューパンチをシグナムに見舞い吹き飛ばす。相手が女でも萌えの追及の邪魔になるなら平気で攻撃する、山本とはそういう男である。 「まったく邪魔しやがって……さあ嬢ちゃん、君が魔法少女なのか? そうなのか!?」 山本はシグナムを殴り飛ばすと目の前のフェイトの型を掴みガクンガクン揺らして問いただす。 もちろんだがフェイトは怯えまくってる、強敵であるシグナムを一撃で倒した見知らぬ男性が目を血走らせて詰め寄ったらそりゃあ9歳の少女には恐いだろう。 「あ、あ、あの。魔法を使う少女というなら…たぶんそうだと思います」 フェイトは怯えながらも涙目でなんとか答える、というか言わなかったら何か危険だと生物的な直感から言わざるをえなかった。 その答えを聞き山本は突然ブルブル震えだす。 「よっしゃああああああああ!!!!! 成功だああああああ!!!」 山本は手を高く突き上げて喜ぶ、そしてフェイトを指差して訳のわからない事を言ってまくし立て始めた。 「だがしかし!! その服装では魔法少女的じゃあねえ!! まずはフリフリの可愛らしいファンシーな服に替えろ!! そしてステッキをもっと魔法少女的なデザインに変更!! さらにそれっぽい呪文を言え!!! そうすれば君は完璧な魔法少女だ!!!!」 山本の叫びに南雲と渡辺も加わる。 「君、是非このめがねを掛けないか!? いや、掛けてくれ頼む!! この通りだ!!!」 懐からめがねを出しながら土下座してフェイトにめがねをかけてくれと頼む南雲。 「おいてめえ! フィギュア魔法少女はいねえのか!? おいどうなんだ!!!!」 完全に正気を逸した、狂った事を言っている渡辺。 その3人の鬼気迫る様子にフェイトは今にも泣き出しそうな顔で怯える。さすがにそれを見かねた松下がそこに割って入った。 「おいお前ら落ち着けよ……恐がってるだろうが」 松下は鼻息を荒くしている3人の前に立ってフェイトを庇う、フェイトは山本達の迫力に怯えて思わず目の前の松下の服の袖を掴んだ。 「あ、あの。ありがとうございます」 涙目、上目づかいで礼を言うフェイトに思わず松下はキュンとなって“裏松下”を発動しそうになった。 その様子に山本がキレて松下に掴みかかった。 「てめえ!! 勝手に魔法少女とフラグ立ててんじゃねえ!! このハタ坊がああ!!」 「何言ってんだお前は……普通に恐がってんだろうが」 その4人に先ほど吹き飛ばされたシグナムが踊りかかってきた。 「隙だらけだぞテスタロッサ!!!」 飛び掛るシグナムにフェイトはすぐさま戦闘態勢に移る。自身のデバイス、バルディッシュを振りかぶってシグナムの剣閃を受け止めた。 しかしその刃の交錯はごり押しの力で押し切ったシグナムに軍配が上がりフェイトは後方に大きく吹き飛ばされる。 「きゃああっ!」 「大丈夫か!?」 松下が吹き飛ばされたフェイトに駆け寄る。 「だ、大丈夫です…」 「………」 フェイトは心配して駆け寄った松下に声を返す、だが松下は固まって何も言わない顔も何故か真っ赤だった。 「どうしたんですか? って、きゃっ!?」 吹き飛ばされたフェイトは腰のスカートと前垂れ部分がめくれて食い込んだ股ぐらが丸見えだったのだ。 フェイトは思わず悲鳴を上げてスカートで慌てて隠し、松下を恨めしそうに涙目で睨んだ。 「み、見ないでください」 その時、松下の後方からシグナムが追撃の斬撃を見舞った。だがその攻撃は巨大な黒い腕に掴まれた。 「何っ!?」 松下の背後に鎖で封印された巨大な門が現われ、その門を破って褐色の肌を持つ筋肉質な松下が現われた。 それこそが萌を感じたときに現われる松下の隠された本性“裏松下”である(別名スタンド)。 「“恥らう美少女”萌えパアアアアアアアンチ!!!!!!」 「ぐわああああ!!!」 裏松下の攻撃を受けてシグナムは地平線の彼方に吹き飛ばされた。 その様子を見ていた山本は再び松下に食って掛かる。 「松下!! てめえ美少女の萌えシーンを独り占めた~良い度胸じゃねえか!!!」 「何だよ…魔法少女を助けたんだから少しは感謝しろよ…」 「うるせえええ!! 羨ましいんだよこんちきしょおおお!!」 その様子をフェイトは見て一人呟く。 「え~っと…あなた達は一体…」 「俺達か? 俺達は妄想戦士だ!!!!!」 この日妄想戦士が魔法少女の世界に下り立った。 続く。 目次へ 次へ